【当院の歯周病治療の特徴】
当院では、歯周病治療において、位相差顕微鏡による口腔内の細菌観察を随時おこなっています。位相差顕微鏡は、通常の顕微鏡では見えない微小な物体を観察するための顕微鏡であり、歯周病の原因である歯周病菌やその数を的確に把握することができます。この観察結果をもとに、適切な治療方法を提供しています。
また、当院では、歯周病細菌による感染が全身の健康とも密接にかかわっていることを理解しており、歯周病治療においては、全身の健康を考慮した治療をおこなっています。歯周病が進行すると、全身の炎症反応が起こり、糖尿病や心臓病などの慢性疾患のリスクを高めることがあります。当院では、歯周病治療だけでなく、全身の健康を総合的にサポートするために、栄養指導やストレスマネジメントなども提供しています。
【歯周病についての詳細】
歯周病は、歯肉やその周りの組織に炎症が起こり、歯を支える骨や歯周靭帯が破壊されていく病気です。歯周病は、歯周病菌による感染によって引き起こされます。歯垢や歯石が長期間たまると、歯周病菌が繁殖し、炎症を引き起こします。歯周病の初期症状は、歯肉の腫れや出血、口臭、歯がグラつく感覚などです。歯周病が進行すると、歯肉が膨れ上がり、歯と歯肉の隙間にポケットができます。このポケットには、歯周病菌がたくさん繁殖して、歯周病が進行します。歯周病が進行すると、歯肉や骨が破壊され、歯が抜け落ちてしまうこともあります。
当院では、位相差顕微鏡を用いた細菌観察による正確な診断と、患者様の口腔内環境に合わせた適切な治療を提供しています。また、患者様に口腔内環境の改善方法や口腔ケアのアドバイスを行い、歯周病の予防にも力を入れています。歯周病の疑いがある方は、早めに当院にご相談ください。
