義歯と認知症

  • URLをコピーしました!
目次

義歯と認知症

「歯を失って義歯を使わなければ 認知症のリスクが最大 1.9 倍」

歯を失うと認知症のリスクが高まることが示唆されています。日本口腔検診学会は、
歯を失って義歯を使わない場合、
認知症のリスクが最大で1.9倍にも上る

という研究結果を発表しました。

義歯の役目は「食べることだけではありません。」 義歯は、自分の口腔内情報の宝庫であり、そのかみ合わせと歯のあるべき位置は、 自分であることの「認知」そのものなのです。

【覚書リスト】

  1. 日本口腔検診学会は、歯を失って義歯を使わない場合、認知症のリスクが最大で1.9倍にも上るという研究結果を発表しました。
  2. 約1,600人の高齢者を対象に、歯を失っているかどうかと認知症発症のリスクの関係を調べた研究が行われました。
  3. 研究結果によると、歯を失うと口腔内の環境が変化し、その結果、脳に悪影響を及ぼす物質が生成される可能性があると考えられています。
  4. 歯を失うことによって、噛む力が弱まり、栄養の偏りが生じることも認知症リスクの一因となっています。
  5. 「歯を失って義歯を使用している場合、認知症のリスクは下がる」という結果が得られたとのことです。
  6. 歯科医師や介護福祉士、一般の人々にとっても、この発表は口腔ケアの重要性を改めて認識させるものとなりました。

脳に悪影響を及ぼす物質

  • フェノール:菌やプラークの代謝物質で、口臭や口内炎などを引き起こすことがある。
  • スカトール:タンパク質の分解によって発生する有害物質で、口臭の原因となることがある。
  • インドール:タンパク質の分解によって発生する有害物質で、口臭の原因となることがある。
  • アンモニア:口内細菌がアミノ酸を分解する際に生成される有害物質で、口臭の原因となることがある。
  • ビスフェノールA(BPA):歯の詰め物や歯の矯正器具などに含まれる化学物質で、口腔内での接触によってリスクがあるとされている。
  • アセトアルデヒド:タバコやアルコールの摂取によって発生する有害物質で、口内炎や口内の乾燥を引き起こすことがある。

口腔内でこれらの有害物質が増えると、口臭や口内炎などが発生するだけでなく、認知症リスクにもつながる可能性があるため、口腔ケアが重要となります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

沖縄市のともよせ歯科・矯正歯科は、
①歯を治します。
②歯の大切さを理解していただきます。
③歯ぐきの状態を改善ます。
④治療後も快適な状態を長く維持できるように、
定期的なメンテナンス体制を整えています。
⑤顎関節の健康も大事にします。
⑥歯並びも大切にします。
⑦治療のカウンセリングを治療前におこないます。
⑧治療に不安のある方には、笑気鎮静法などをおすすめします。
⑨治療終了後が予防歯科のスタートラインになります。

「本当に歯を大切にしていきたい」
と考えてくださる方にご満足いただける歯科をを目指しています。

目次